熊本0-0横浜 明治安田J2リーグ 第15節

やまと数学者 2024/05/13 02:10

2年ぶりの顔合わせとなった熊本と横浜FCによる明治安田J2第15節。6試合勝利がないホームの熊本は、前節・水戸戦から先発を2人入れ替えた。大本 祐槻が4試合ぶり、ベ ジョンミンが6試合ぶりに先発し、前線の並びを1トップ2シャドーにアレンジしてのスタートとなった。


一方の横浜FCも、前節・千葉戦から先発を2人入れ替え。3バックの中央にンドカ ボニフェイス、シャドーの位置にカプリーニが先発復帰し、古巣戦となる髙橋 利樹が1トップに構える布陣となった。


お互いに高い位置からプレッシャーを掛け合う中で6分、熊本は右から細かくつないで中央で受けた豊田 歩がシュート。味方に当たってコースが変わったボールは、横浜FCのGK市川 暉記が出てきてクリア。対する横浜FCは13分に背後へ抜けた山根 永遠が左足で狙うも、ポストの右にそれる。


その後は熊本がボールを保持して押し込むが、大事な場面で精度を欠いて決定的なシーンには至らず。横浜FCも熊本のミスを突いてチャンスを迎えるものの、得点は奪えないまま、スコアレスで前半を終えた。


後半、熊本は竹本 雄飛に代えて古長谷 千博を、横浜FCも井上 潮音と伊藤 翔に代えて和田 拓也と小川 慶治朗を投入し、点を取りにいく。


雨脚が強くなったことでピッチ上ではボールが止まる場面が増え、お互いに背後を狙ったパスが増えていく中で、横浜FCが徐々に押し込む。しかし、63分に右CKから迎えたチャンスは熊本のGK佐藤 優也ら守備陣が体を張って阻止。78分に右からのボールに合わせたカプリーニのシュートは枠を外れた。


終盤にかけては球際で激しい争いが続き、頻繁に笛でプレーが止まる物々しい雰囲気に。その中で結局どちらにもゴールは生まれず、勝点1ずつを分け合う結果となった。

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