山形0-1水戸 明治安田J2リーグ 第15節

やまと数学者 2024/05/13 02:24

水戸は前節、森 直樹コーチのもとで熊本に2-0で勝利。今節から森コーチが正式に監督となり、山形に乗り込んだ。試合は、水戸が前半のセットプレーで得た1点のリードを最後まで保ち、今季初の連勝を達成した。ホームの山形は明治安田J2第5節以来の連敗で4戦勝ちなしとなった。


前半は、互いに相手を中に絞らせて外のレーンを使ったり、相手を動かしてスキを狙いながら、時間によって主導権が入れ替わるスリリングな45分間となった。


最初のシュートは11分、ハイプレスが効果的だった水戸に生まれる。右サイドを崩し、安藤 瑞季のクロスに新井 晴樹が入り込み、フリーでシュート。さらに続けて、12分には左サイドで仕掛けた安藤のシュートはGK後藤 雅明の股を抜いたが、ポストにはね返された。


前半の中盤は山形がペースを握る。19分にはワンツーでペナルティーエリアに入った髙江 麗央がシュートを放つも、GK松原 修平に正面で防がれた。33分にはペナルティーエリア内へのクサビのパスから、その落としを國分 伸太郎が受けてシュートを放ったが、これは枠を外れた。


すると前半の終盤にかけて、水戸が再びペースを取り戻して押し込む。セットプレーを重ねると、42分にはCKの流れから、混戦の中こぼれ球に反応した甲田 英將のシュートはGKにはじかれたが、そのこぼれを安藤が枠内に押し込み、水戸が先制した。


後半の序盤は、リードされた山形が高橋 潤哉や坂本 亘基のシュートで同点を狙ったが、水戸のゴールを割れなかった。


61分には山形が3枚代えをするなど、互いに選手交代を交えながら1点差の攻防が続いたが、時間とともに重心を低く構えた水戸が、逆にカウンターから決定機を作るなど巧みに試合を運んだ。最後までシュート精度を欠いたことで水戸の追加点とはならなかったが、1点差の中、最後まで逃げ切った。

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