山形vs秋田:直近4試合は同じ道のり。“奥羽本戦”を分水嶺に
Jleague刑事 2024/05/17 03:25
ホームの16位・山形、アウェイの13位・秋田ともに、ここ4試合は勝利なし。負け、引き分け、2連敗と同じ流れで今節の隣県ダービー・“奥羽本戦”を迎えることになった。
山形はホーム連戦となる。前節は水戸に0-1。このところ課題にし、警戒もしていたセットプレーから、またしてもやられる格好となった。ファーストのところでははね返せても、二の矢、三の矢でゴールを破られるケースが目立っている。セットプレーやセカンドボールに強さを発揮する秋田を相手に、無失点で持ちこたえられるかが試される。また、攻撃ではここ2試合無得点。チャンスの形はそれなりに作れているが、アタッキングサードでパスやコントロールの細かいズレが多いことや、セットプレーから得点が奪えないことも要因となっている。そうした課題を克服できるか。
一方、秋田はアウェイ連戦となる。前節・藤枝戦はきっ抗した展開となった中、後半アディショナルタイムに失点をしての0-1と悔しい敗戦になった。球際の強さやハードワークといった特長は変わらず前面に出せており、GK圍 謙太朗の好セーブも含めて、いずれの試合も競った展開に持ち込んでいるが、わずかなところで競り勝てていない。今節は貴重なレフティーでセットプレーのキッカーでもある佐藤 大樹が出場停止となる。
この“奥羽本戦”では、前年2試合の結果で負けたチームがホームでも2ndユニフォームを着用する決まりになっている。過去3年の通算戦績は山形の4勝2分。昨季も山形が1勝1分と勝ち越しているが、今季は山形の1stユニフォームが白ベースのため、今季2試合は両チームともに1stユニフォーム着用となることが決まっている。秋田の初勝利となるか、山形が勝って負けなしを継続するか。注目の一戦だ。
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