「内容よりも結果」。新監督のホーム初陣で欲しいモノを得られるか

Jleague刑事 2024/05/17 05:55

武藤 覚新監督体制の初戦だった前節・仙台戦を1-2で落とし、群馬は6連敗となってしまった。明治安田J2第7節・徳島戦を最後に勝利がなく、厳しい状態が続いている。それでも前を向いて練習から取り組んでいる姿があり、「やっていくしかない」と武藤監督。GK櫛引 政敏も「とにかく勝つしかない」と言葉に力を込めた。


仙台戦から前線を2トップに、ボランチを3枚気味にした新システムを採用している。チームのベースは変わらないが、できるだけ守備で引くことなく、攻撃に転じたらシュートまで持ち込めるようにと武藤監督が調整を加えた形だ。その2トップの一角に入った髙澤 優也も「すごくやりやすかった」と新システムを歓迎。一方で、CKでの失点、また自陣でのミスからピンチを招いた上でボールホルダーへの寄せが甘くなっての失点と、2失点には変わらぬチームの課題も見えた。その2点については、繰り返さないようにチーム内でも確認している。


今節はいわきが相手。いわきに1-0で勝利した昨季のJ2第35節を最後に、正田醤油スタジアム群馬ではリーグ戦12試合で勝点3をつかむことができていない。ここでその流れを変えたい。


一方のいわきは第11節・大分戦から3連勝を飾るなどし、現在は7位につける。ただ、前節・山口戦は1-2で5試合ぶりの敗戦。球際での緩さなどが指摘されており、元来いわきが強みとしているその部分をあらためて意識して群馬に挑むことになるだろう。


武藤新監督のホーム初陣となる群馬はもちろん「内容よりも結果。絶対に勝たないといけない」(天笠 泰輝)と強い気持ちで臨む。それはいわきも同じ。局面での戦いで上回ったほうが、勝利をつかむことになりそうだ。

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