福岡 0-3 大阪さくらの試合後のコメント:[ 小菊 昭雄監督 ]
Jリーグ試合後のニュース 2024/05/20 03:50
今季は良いスタートを切りながら、この1カ月はなかなか勝点3を積み上げることができず、チームとしても厳しい状況が続いていました。今日はとにかく勝点3にフォーカスして試合に臨みました。その中で、選手たちは常に前向きにトレーニングに励んでくれていました。常に良い雰囲気で変わらずできていたこと。それが今日の勝利につながったと思います。あと、今日は相手の強みやウィークを理解した中で、私たちの最近の課題も踏まえて少し戦い方を変えました。そういった中で、時間は短かったのですが、選手たちがトレーニング、ミーティングでしっかりと自分の役割を理解して、ゲームプランをまっとうしてくれたことも、今日の勝点3につながったと思います。今季の私たちの目標は優勝です。この苦しい1カ月も、大きな学びがありました。そこで得たこともあります。この学びを私たちの目標につなげていきたいと思います。
--試合に臨む意識について。前半の2点はどちらもセットプレー絡みでしたが、そこに至る過程も含め、今日はシュートの意識、前への意識が出ていたと思いますが、前半の入りについて。
入りのところは、相手のスタイルも含めて、最近の私たちの課題も含めて、まずしっかりと押し込もうと。これまでもボールは握れていたのですが、シュートが少なかった。逆に、やり切れずにカウンターを受ける課題もありましたので、大胆に、思い切ってシュートで終える、やり切ることは徹底して入りました。(2点目につながった)CKが取れたのも、思い切ったルーカス(フェルナンデス)のシュート、そこからのカウンタープレスでボールを奪ったところからでした。ゲームプランをまっとうしてくれたと思います。
--戦い方の部分では、今日は奥埜 博亮選手が下がりめでスペースを埋めて、セカンドボールをかなり拾っていたと思います。そのぶん、ヴィトール ブエノ選手がトップ下のような位置でした。今日の中盤の構成と狙いについて。
最近の失点の仕方として、自分たちの良い状況から(ボールを)失ってカウンターを受けたり、攻め込まれてセットプレーを与えてリスタートからやられたり。そのあたりのバランスも含めて、奥埜には今回は違うタスクを与えました。今までは(田中 駿汰の)ワンボランチでやっていたのですが、今日はツーボランチ気味に、守備のタスクを彼(奥埜)に与えました。
ブエノはここ最近、メンバー外も経験して、辛い時期もあったと思うのですが、彼が足りないところ、特に守備の部分ですね。毎日のトレーニングでしっかり向き合って、ミーティングも含めていまの課題を自分自身で乗り越えるという高い意識で取り組んでくれています。その成果が出て、今日は守備でも非常に貢献してくれました。できたことをフィードバックして、彼には攻守の要として、いろんなタスクを与えていきたいと思います。
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