宮崎は前節、アウェイで福島と対戦。前半は２失点を喫したほか、シュートも阿野 真拓が放った１本に抑えられた。後半途中からエースの橋本 啓吾、負傷明けの安田 虎士朗を送り込んで攻勢に転じるが、クロスバー直撃など惜しいシュートが続き、得点ならず。最終盤にはPKを献上し、０－３の敗戦を喫した。これで４連敗となり、６月２日の明治安田Ｊ３第15節・YS横浜戦を最後に勝ちがなく、順位も19位に落ちている。

アウェイのいちご宮崎新富サッカー場に乗り込んでくる大宮は第20節・沼津戦で７試合ぶりに黒星を喫し、前々節・讃岐戦は勝利を収めたものの、前節はFC大阪とスコアレスドローとここ３戦は勝点獲得のペースが落ちている。ただ、徳島からオリオラ サンデー、甲府からファビアン ゴンザレスをそれぞれ完全移籍で獲得するなど、優勝及びＪ２復帰に向けて万全のチーム作りが進む。

第６節の前回対戦では、３－１で大宮が快勝を収めている。成績だけを見ると力の差がある対決だが、宮崎は今季の天皇杯においてＪ１の磐田に競り勝ち、同じくＪ１のＧ大阪には敗れたものの一時は同点に持ち込む戦いぶりを見せた。“大物食い”の本領を発揮し、首位に対して一矢報いたいところだ。