ボルシア・メンヒェングラットバッハ（ボルシアMG）の福田師王が、フォルトゥナ・シッタートとのプレシーズンマッチでゴールを奪うなどピッチで躍動した。『キッカー』が伝えた。

現在20歳の福田は、2023年1月に神村学園からボルシアMGのU-19チームに加入。昨夏にセカンドチームに引き上げられると、今年1月にプロ契約の締結に伴い、トップチーム入りを果たした。昨季はセカンドチームでの出場が続く一方で、後半戦からトップでもピッチに立ちブンデスリーガ5試合の途中出場を経験した。

今夏から背番号が「49」から元ドイツ代表MFのラース・シュティンドル氏が長年着用していた「13」に変更となった福田は、ボルシアMGの2試合目となるプレシーズンマッチとなったフォルトゥナ・シッタート戦に後半から途中出場。すると49分、フランク・オノラとのパス交換からPA内で受けると、ドリブルで抜け出して最後は左足のシュートを沈めて先制点を奪った。

その後も福田はピッチで躍動。56分にも福田を起点とした攻撃からPKを獲得してリードを奪った。80分にも福田のボールキープを起点に再びPKを奪取。これをクリストフ・クラマーが沈めて3-1とし、ボルシアMGが福田の活躍もあって勝利を手にした。

ボルシアMGは今後、月曜日に昇格組のホルシュタイン・キールと、来週金曜日にはミュンヘン近郊でイプスウィッチ・タウンと対戦する予定となっている。