「とてつもなく大きな補強」と言える。正確無比な右足のキックはJ2有数。2022年にはJ2で年間10アシストを記録した。DF野嶽寛也とDF渡邉英祐がポジション争いの中心となる右SBは鹿児島の補強ポイントだった。

今シーズンは木山監督の秘蔵っ子であるMF柳貴博が加入した影響で岡山で8試合のみ。出番は激減したが右SB/WBの実力者。「今夏、レンタル移籍での獲得を画策したJ2のクラブはたくさんあった。」と推測できる。

「4-2-3-1」を採用する鹿児島の右SHのMF五領淳樹ならびにトップ下のMF田中渉はともにレフティ。右サイドで起点を作るプレーは得意にしており、かつ、味方を使うのも上手い。右SBでの起用が想定されるDF河野諒祐の攻撃的な良さは発揮されやすい環境と言える。これで5人目の補強。今夏の鹿児島の補強はエゲツナイ。