「剥奪された勝ち点は6p、掴んだのは9p。それで十分」カナダ女子代表FWがパリ五輪準々決勝進出を誇る

チャンピオンズリーグの追跡 2024/08/02 02:21


カナダ女子代表FWジャニン・ベッキーは、パリ・オリンピック準々決勝進出について語っている。


東京オリンピックで金メダルを獲得し、2大会連続の優勝を狙っていたカナダ。しかし、25日のグループステージ初戦(2-1)を前にスタッフがニュージーランドの練習をドローンで偵察していたことが発覚した。これにより2名のスタッフが追放され、さらにカナダサッカー協会(CSA)はプリーストマン監督の職務を停止。そしてFIFAは、プリーストマン監督に対して17万5720ポンド(約3400万円)の罰金と1年間の出場停止処分を課すと、カナダに対しては勝ち点6の剥奪処分を決定している。


勝ち点6の剥奪処分を受けてグループステージ突破が絶望的とされていたカナダ。それでも初戦ニュージーランド戦の勝利に続き、開催国フランス戦(2-1)、最終節コロンビア戦(1-0)と3連勝を達成。最終的にグループAの2位に入り、準々決勝進出を決めた。


カナダの見事な戦いに称賛の声が集まる中、ベッキーは『The Athletic』に対して「この状況で私たちがコントロールできるのは、自分たちのパフォーマンスだけ」としつつ、以下のように語っている。


「他のすべてが私たちのコントロールできない状況で、ピッチ上で何をするか、どう準備するか、どうパフォーマンスを発揮するか。それだけが唯一自分たちでコントロールできること。ロッカールームの全員がチームのために最高の自分を発揮して、この3試合で全員が成長するのを見てきたの。このグループがお互いに与える影響は計り知れないわ」


「私たちは予想を覆した。こうした状況で私たちが成し遂げたことをできる他のチームは、世界中にもないと思う。本当に誇りに思うわ。剥奪されたのは6ポイント、掴んだのは9ポイント。私たちにとってはそれで十分だった」


準々決勝へ進んだカナダは3日、ドイツとの大一番へ挑む。

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