EL王者アタランタに加入!ザニオーロ「チームのために監督の決断は受け入れるよ」

チャンピオンズリーグの追跡 2024/08/02 07:43


アタランタに加入した25歳MFニコロ・ザニオーロが1日、入団会見に出席してセリエA復帰の喜びなどを語った。


昨年1月、ジョゼ・モウリーニョ指揮下のローマで構想外となった末にガラタサライへ移籍したザニオーロ。そして昨季はアストン・ヴィラにレンタルで加入したが、プレミアリーグ25試合で2ゴールにとどまっていた。すると今夏、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタへの期限付き移籍が決定。ヨーロッパリーグ王者に加入して1年半ぶりにセリエAに復帰することになったが、自分の選択について説明している。


「アタランタの関心を知ってからは、他のオファーには耳を傾けなかった。僕のキャリアにおいて最も適したステップだと思っているので、このプロジェクトを選択することに躊躇はなかった。父は僕に多くのアドバイスをくれるが、アタランタ移籍のチャンスが出てくる以前から、ガスペリーニが僕に適した監督だと常に言っていた。チャンスが浮上した時、考え直すことはなかったよ」


「プレッシャーは感じていないが、全力を尽くさなければならない。これが最後のチャンスではないだろうが、チャンスはすぐさまつかみ取りたかった。ガスペリーニが若手をうまく生かし、選手一人ひとりの能力を最大限に引き出せる指揮官であることは誰もが知っている。それにこのクラブは近年、実力を確かなものにした。うまくこの道を進み続けられるようにしなければならない」


ザニオーロは今後、アタランタ指揮官に与えられるポジションをこなす意向を示したほか、14日に行われるレアル・マドリーとのUEFAスーパーカップへ意欲を見せた。


「僕をどこでプレーさせるかを決めるのは監督だ。僕は前線の全てのポジションでプレーできる。プロとして、チームの利益のために監督の決断を受け入れるつもりだ。僕は2カ月ほどプレーしていなかったが、ケガはもう過去のことだ。レアル・マドリー戦へ100%の状態で臨みたい」


また25歳MFは、ローマ退団後のイタリア国外での経験を振り返り、自らの成長を強調した。


「ローマを離れた時、人間として成長するためにイタリア国外で経験を積みたかった。この2年間は良くないことがかなりあったが、良いこともあった。全てを消し去りたいわけではない。イタリアへ戻ってきたことは幸せだ。スタートが待ち遠しい。イギリスでは、文化も生活スタイルも異なっていた。異なる経験を積んだことで、自分がかなり成熟したように感じている」

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