長旅は唐突に終わる…涙の小久保玲央ブライアン「最後までいたかった」
天使の翼 2024/08/03 02:32
[8.2 パリ五輪準々決勝 U-23日本 0-3 U-23スペイン リヨン]
試合終了とともに、ピッチで号泣した。U-23日本代表GK小久保玲央ブライアンは「悔しい気持ち」と振り返った。
ここまで無失点を続けてきた守護神が崩された。前半11分にMFフェルミン・ロペスに左足シュートを打たれると、小久保は伸ばした手で触れたものの防ぎきれず、決め切られた。「先制されてしまったので、すごく厳しい展開になってしまった」(小久保)。今大会初めて、相手を追いかけることになった。
前半40分にはFW細谷真大がゴールをこじ開けた。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでオフサイドが認められてノーゴール。小久保も「あそこで追い付けていたら、自分たちもちょっと波に乗れたと思っていた。そこを取り消されたので、そこからのゲーム展開がきつくなってしまった」と悔しさをにじませた。
頼れるムードメーカーは誰よりもこのチームを愛していた。だが、試合終了とともにこのチームも終わる。小久保は涙が止まらなくなった。「このチームに懸ける思いがあった」と振り返る。「最後までいたかった。こんな形で終わってしまった。すごく悔しかった」。唐突に終わった長旅に思いを馳せていた。
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日本 U23
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