フリック、バルセロナに厳格な規律をもたらす
Echofootball 2024/08/05 02:45
今季からバルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、チームに厳格な規律をもたらしているようだ。スペイン『アス』がレポートしている。
7月10日からプレシーズンを開始したバルセロナだが、選手たちはドイツ人指揮官の「フットボール選手は24時間プロフェッショナルでなくてはいけない」という考え方に由来する徹底した管理を実感している様子だ。
フリック監督率いるチームではもちろん遅刻は厳禁とのこと。練習の1時間前には集合している必要があり、1分の遅刻も許さないほどだそうだ。遅刻した選手に対しては、基本的に罰則も罰金もないそうだが、しかし「ほかのチームメートを尊重していないとしてグループ全体から非難される」ことになるという。
加えてフリック監督は、練習前後に体重計に乗ることを選手たちに義務付けている模様。そのデータを後に分析し、最大限のパフォーマンスを引き出すことに役立てるとのことだ。また理想体重から離れている選手に対しては、そこに近づかせるよう積極的に働きかけていくようで、『アス』はバルセロナで体重管理が行われるのはルイス・エンリケ監督政権(2014〜2017)以来と記している。
フリック監督はまた、選手たちとは納得するまで、しっかりと話し合うスタンスを取っている模様。ただ、やはりカタルーニャ語やスペイン語を話せないために言語の壁は存在しているようで、コーチングスタッフとなったチアゴ・アルカンタラ氏がコミュニケーションの円滑化を図っているようだ。
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