下部組織出身者の売却続けるチェルシー指揮官マレスカ「我々はワン・クラブ・マンを見たいが、トッティの頃とは規則が違う」
sky sports 2024/08/07 05:56
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、プレミアリーグの財政規則の変更を求めた。
近年の移籍市場で積極的な動きを見せ続けるチェルシー。巨額の資金を費やして数々のスター選手や将来有望の若手選手を獲得してきた一方で、補強予算を捻出するために多くのアカデミー出身選手の売却にも動いてきた。
メイソン・マウント、ルイス・ホール、ルベン・ロフタス=チーク、イアン・マートセン、カラム・ハドソン=オドイ、ビリー・ギルモアをこの12カ月間で売却。さらに今夏には、コナー・ギャラガーのアトレティコ・マドリー移籍が決定的となり、アルマンド・ブロヤ、トレヴォ・チャロバーも新天地を求める可能性が高まっている。
この現状を受け、アカデミー出身選手たちを売却することはサポーターからの反感を買うのではないかと問われたチェルシーのマレスカ監督は「これはチェルシーの問題ではなく、ここにはルールがある。このルールの影響ですべてのクラブが今現在、アカデミー選手の売却を強いられている。プレミアリーグすべてのクラブの問題だ」と話し、以下に続けた。
「我々だけではなく、プレミアリーグすべてのクラブに言えることだ。これは残念なことだ。イタリアではローマにフランチェスコ・トッティがいて、彼は20年間同じクラブにいたワン・クラブ・マンだ。我々はこのようなことが大好きで、ファンも望んでいる。しかし、現在のルールは過去のものとは異なる」
「選手の獲得に資金を費やしているのはチェルシーだけではない。すべてのビッグクラブが選手を買おうとしている。より多くを費やすクラブがあれば、そうでないクラブもある。私個人の見解としては、我々はワン・クラブ・マンを見たいが、ルールが異なるから残念だ」
さらに、近年引き締めを強化するプレミアリーグのファイナンシャル・フェア・プレー、プロフィット・アンド・サステイナビリティ・ルールズ(PSR)の変更が必要かと問われたマレスカ監督は「アカデミーの選手たちを守りたいのなら、おそらくイエスだ」と回答した。
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