東京Vvs広島の試合結果:崩れなかった広島。耐えた先に掴んだゴールを守り抜く

FIy999 2024/08/08 02:16

試合直前、急に風が強くなって気温がぐっと下がった。座っているだけで汗が出てくるような高温多湿状態からは抜けた中で、試合はキックオフされた。


序盤は、東京Vが球際やセカンドボール争いに勝利してペースをつかむ。


5分頃にはVARトラブルで機材が動かなくなったようで、主審が両監督を呼び寄せて説明する時間があった。


最初の決定機は11分。広島が押し込んだ流れで、松本 泰志がエリア外でフリーになってシュートを放つ。これはGKマテウスのしっかりとしたセーブに遭った。


広島はビルドアップで4バック気味にして、Jリーグデビュー戦となったボランチのトルガイ アルスランを経由しながら攻めていった。


広島が良い形を作り始めていた21分、周辺で雷が発生し、落雷の恐れがあるとのことで試合が一時中断に。両チームがロッカーに下がって、判断を待った。


中断の時間で20時50分からの再開予定とアナウンスがあり、20時30分過ぎから選手たちがユニフォームでピッチに現れてウォーミングアップを行う。激しい雨は上がり、素晴らしい水はけでピッチ状態も悪くない。20時50分、20分30秒時点から東京VのFKで試合は再開された。


21時からはスタジアム規約により鳴り物が禁止された中でも、サポーターたちの大声援は続く。その中で、32分には染野 唯月のスルーパスを受けた齋藤 功佑が惜しいシュートを放った。東京Vは広島の縦パスに対しての激しい守備が効いており、相手に前進を許さない。ただ、広島も佐々木 翔を筆頭にしたビルドアップで冷静さを取り戻すと、35分以降は押し込む時間も増えた。


それでも決定打はなく、前半は0-0のまま終了。後半は21時35分にキックオフされ、立ち上がりは何度か広島が押し込んでシュート機会を作る。東京Vの守備も集中力が途切れず、決定機とまではいかない。


57分からはこの日二度目のVAR機材チェックによる中断があったものの、66分には東京Vに決定機。まずは細かいパス交換の流れから齋藤がエリア内で受けてシュートを放つ。これはDFに防がれたものの、再び拾って攻め入り、染野にボールが渡る。しかし、GK大迫 敬介の素晴らしい飛び出しに遭い、シュートは防がれた。さらに67分には、松村 優太がボレーシュートで狙う。これも大迫に防がれた。


ピンチのあとにチャンスあり。東京Vの攻勢を止めたあとに、広島の先制点が生まれた。78分、CKのこぼれ球を佐々木が蹴り込み、1-0とした。東京Vとしては森田 晃樹、山田 剛綺の2人を交代で準備している段階であり、なんとかしのぎたい時間だった。


その後、東京Vは新井 悠太、松橋 優安ら攻撃的なカードを切って1点を奪いにいく。88分には森田が、89分にも山田 剛綺がシュート場面を迎えたが、広島のタイトな守備もあってゴールを割ることができない。最後まで広島の守備は崩れず、1-0のままタイムアップ。リーグ戦3連勝を達成するとともに、JリーグYBCルヴァンカップも合わせて今季の東京V戦3戦全勝を果たした。

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