広島vsC大阪の見どころ:3年ぶりの“再会”。川辺が加わり、広島はどう変わる?
FIy999 2024/08/10 01:43
3年ぶりの“再会”。川辺が加わり、広島はどう変わる?
3年ぶりに広島へ復帰した川辺 駿は4日からチームに合流して練習に加わっており、8日には移籍加入会見を終えた。
欧州で戦ってきた日々を振り返って「日本では感じられないようなプレッシャーやメンバー争いがある中で、活躍しないと次がないという環境の中でプレーしてきました。それは自分の成長にとって良かったと思います」と話した川辺は、一段とたくましくなった姿を見せてくれるに違いない。
「毎試合結果にこだわってやった結果、ゴールが増えたと思いますし、日本に帰っても変わらず結果にこだわっていきたいです。ポジションが下がりめになるかもしれないですけど、ゴールやアシストをするのが自分の良さだと思うので、そういう部分を変わらず出していきたいです」と意気込み、新しくできたエディオンピースウイング広島で“紫のファン・サポーター”と再会する川辺がどんなプレーを見せてくれるのか、大きな注目が集まる。
この夏、広島の中盤にはトルガイ アルスランも加入した。1日に行われたドイツ・ブンデスリーガのシュトゥットガルトとの一戦でEピースのピッチに立ち、7日の前節・東京V戦でもさっそく先発出場。攻撃にアクセントをつけられる能力を有していることを見せた30番も注目のプレーヤーで、今節で川辺とトルガイ アルスランが共演するとどうなるのかも楽しみなポイントだ。
Eピースに乗り込むC大阪も夏に新戦力を獲得した。山﨑 凌吾と髙橋 仁胡が新たに加わっており、山﨑は前々節・新潟戦から2戦連続で途中出場を果たしている。前節、山﨑を64分に投入した小菊 昭雄監督は「もう少し大胆にレオ(セアラ)と凌吾の高さに打ち込んで、セカンドボールを全員で回収して、カウンタープレスで2次攻撃、3次攻撃。その迫力は、もう少し徹底しても良かったかなと思います」と振り返っている。
レオ セアラがけん引している前線は、これから山﨑が入ってさらにパワーアップしていくに違いない。
広島は4位。C大阪は6位。上位を追いかけていくには両チームとも勝点3を積み上げたいシチュエーションだ。近年、ミヒャエル スキッベ監督が率いる広島と小菊監督が率いるC大阪は激闘を繰り広げてきた。前回対戦では荒木 隼人と西尾 隆矢がセットプレーから得点を奪い合って1-1で引き分けている。今節もセットプレーが焦点の1つになることは間違いなく、両チームの守備陣のパフォーマンスがカギを握ることになるはずだ。
前節は広島もC大阪もクリーンシートを達成しており、対人能力に優れたDFと、威風堂々とゴールマウスを守るGKがいるチームだ。今節も早々にチケットが完売しているEピースでは、各局面で緊張感ある攻防が展開されるはず。両監督の采配によって試合が大きく動く可能性も高そうで、最初から最後まで目の離せない試合になるに違いない。
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