4発快勝の清水。首位への返り咲きに成功

Jリーグ試合後のニュース 2024/08/11 03:54

優勝争いを演じる清水と、残留争いに身を置く群馬の一戦は、キックオフ直後にホームの清水がビッグチャンスを作る。右サイドの低い位置で前を向いた原 輝綺からのパスでカルリーニョス ジュニオが背後のスペースへ抜け出すと、相手のタイミングを外して左足で狙う。しかし、シュートは枠を捉え切れない。


だが、背番号10は二度目の決定機は逃さない。20分、相手陣中央で乾 貴士が巧みなターンで前を向くと、左前方へスルーパス。抜け出したカルリーニョス ジュニオがGK櫛引 政敏との1対1を制し、清水が先手をとった。


勢いに乗った清水はその後も試合を優位に進めると、27分には右CKのサインプレーから、ボックス手前でフリーになった宇野 禅斗が右足でシュート。ブラインドの中で懸命に足を伸ばした櫛引に触られたが、ボールはゴールに吸い込まれた。


さらに前半アディショナルタイムには左CKをショートでつなぎ、乾が右足でクロスを送ると、中央へ走り込んだ原がヘディングシュートをねじ込む。


群馬は川上 エドオジョン 智慧の攻撃参加を中心にチャンスを作ったものの、ゴールネットを揺らすには至らず。前半は清水の3点リードで折り返した。


後半に入ると、立ち上がりに群馬が決定機を迎える。ボックス左でボールを受けた河田 篤秀がマイナスに折り返すと、後半頭から投入された和田 昌士がダイレクトで狙う。しかし、ここはGK権田 修一に阻まれる。


群馬はカウンターで前に出る状況はあれど、なかなかマイボールの時間を増やせない。清水が主導権を握って時計の針を進めると、75分には矢島 慎也のパスからアブドゥル アジズ ヤクブが左足で狙い澄ました一撃を沈め、ホームチームが勝利を決定づけた。


試合はこのまま4-0でタイムアップ。他会場の結果を踏まえ、清水は首位に再浮上した。

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