仙台vs鹿児島の見どころ:明暗分かれる中断明け。今節は出場停止の穴をどう埋める?

FIy999 2024/08/16 02:31

明治安田J2の中断期間明け2試合で、仙台と鹿児島の勢いは対照的だ。第27節での顔合わせは、仙台が勢いに乗って3連勝を果たすか、鹿児島が流れを変えるか、という一戦。それぞれに出場停止の選手がいる中で、この夏に加わった新加入選手とともにどのようにチーム力を発揮できるかが見どころだ。


アウェイの鹿児島は5勝8分13敗の勝点23で19位。前節・秋田戦は0-2で敗戦を喫し、中断明けは連敗。シーズン途中から指揮を執る浅野 哲也監督の下、守備を再整備して巻き返しを図っており、前節もGK泉森 涼太の好セーブなど前半は粘りを見せていた。前線からのプレスなどを再び機能させ、今季まだ勝利がないアウェイで流れを変えられるか。


鹿児島は、直近2試合で途中から出場していたボランチの藤村 慶太が出場停止。同ポジションでは今夏に加わり、中盤でのハードワークと対人守備で強さを発揮する稲葉 修土が2試合連続で先発している。藤村が不在となる今節、稲葉にはより一層の期待がかかる。また、ほかの新戦力では、有田 稜や永井 颯太の得点感覚に注目したい。


ホームの仙台は12勝8分6敗の勝点44で5位。中断期間に持ち前の強烈なプレッシャーを組織として再び発揮するための練習を重ね、再開後の2試合ではその効果が出て連勝。前節・水戸戦では67分に退場者を出したが、相良 竜之介が取った1点を10人で守り切り、鹿児島との前回対戦である第14節以来の無失点を果たした。


攻守で状態が上がっている仙台だが、SBの真瀬 拓海とボランチの松井 蓮之が出場停止。加入後から3試合連続で先発し、CBでもSBでもプレー可能な新戦力・實藤 友紀のほか、ボール奪取能力に優れるボランチの工藤 蒼生、攻撃的左SBの内田 裕斗といった、この機会で新たに台頭する選手たちの活躍に期待したい。

  • 鹿児島ユナイテッドFC

  • ベガルタ仙台

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