セルティックは、ノリッジ・シティからアダム・イダを獲得したことを発表した。

昨シーズン途中から期限付きでノリッジから加入したイダ。一時は古橋亨梧をベンチに追いやるなど、チームのセンターフォワードとしてプレーして公式戦19試合で9ゴール2アシストを記録してチームのスコティッシュ・プレミアシップ優勝とスコティッシュ・カップ制覇に貢献した。

しかし今夏、イダは期限付き移籍期間満了に伴ってノリッジに帰還。それでも、肩に負傷を抱える古橋しかセンターフォワードでプレーできる選手がいないセルティックが再び獲得に動き出していることがわかっており、先日から完全移籍に近づくと伝えられてきた。

そして14日、セルティックはノリッジからイダを獲得したことを発表。両者は2029年までの5年契約を締結している。また、移籍金はクラブ史上2番目に高額な850万ポンド（約16億円）となり、ボーナスを含めれば最大で950万ポンド（約18億円）に上るようだ。

セルティック復帰の決まったイダは『セルティックTV』で「みんなが僕の望んでいた場所を知っていたと思う。僕にとって最高のことで、帰還できてとてもうれしい。ローンでここ来る前からからセルティックでプレーしたかった。すべてのゴールが最高で、このチームの一員になり、最高のファンを毎週目にできたことは信じられないものだった。このようなことを経験したことはなかったし、ここに戻ってこられてとても幸せだ」と語った。

また、ブレンダン・ロジャーズ監督は「彼は昨シーズンの成功で重要な役割を果たし、再びとても重要な存在になれる。アダムには素晴らしい特徴があり、彼は違いを生み出せるダイナミックで、貪欲で、献身的な選手だ。彼はこのクラブに対しての愛情と情熱を持っていて、再びファンに成功をもたらすために全力を出すはずだ」と期待を寄せた。