ナポリのアントニオ・コンテ監督は、完敗したセリエA開幕節を振り返った。

2シーズン前のセリエA王者であるナポリだが、昨シーズンは低迷。2度の指揮官交代を敢行するなど終始不安定で、10位でシーズンを終えていた。そして今夏、ユヴェントスやインテルをスクデットに導いたコンテ監督を招聘。新シーズンの毎返しを図っている。

そして迎えた18日のセリエA開幕節、ナポリは敵地でヴェローナと対戦。チャンスを作って試合を優勢に進めていたもののゴールを奪えず、50分、75分、後半アディショナルタイムと3失点。0-3と完敗を喫している。

新体制初戦で完敗を喫したナポリ。コンテ監督は試合後、イタリア『スカイ』で「前半にプレーしていたのは1チームしかなく、ヴェローナはシュートすらしていなかったと思う。そして後半開始直後、我々は1本のシュートで失点した。太陽に照らされた雪のように解けてしまった」と話し、謝罪を口にした。

「情熱を持って我々を応援したナポリの人たちに対し、謙虚に謝罪しなければならない。私は監督であり、すべての責任を背負っている。後半は受け入れられるものではなく、我々には取り組まなければならないことがたくさんある。私は大きな情熱とともにここに来て、どんな時でもナポリのために働くつもりだ。私が彼らを助けられるのなら、そうしたい」

また、去就が注目され、この試合を欠場したヴィクター・オシムヘンについては「彼がプレーできない理由？クラブに聞いてくれ。トレーニングキャンプから個別でトレーニングしている。私は最初から見ているだけだった」とコメントした。