サウサンプトンの菅原由勢は、クラブOBから高評価を受けた。

今夏の移籍市場で複数のクラブからの関心が届く中、AZアルクマールからサウサンプトンに加入した菅原。そして、17日に行われたプレミアリーグ開幕節の敵地でのニューカッスル・ユナイテッド戦に右ウィングバックのポジションで先発出場した。同選手は精力的なプレーを見せるも、ハーフタイムで交代となり、ベンチへと下がった。なお、試合はニューカッスルが1-0でサウサンプトンに勝利した。

AZで大きなインパクトを残し、世界最高峰のリーグとされるプレミアリーグの舞台でデビューを飾った菅原についてに、現役時代にサウサンプトンでプレーしたジョー・テセム氏は、イギリス『BBC』でコメントした。

「彼は本当に良い試合をプレーした。彼が途中交代したことを少しばかり疑問に感じた。彼はゴールを防ぎ、前線でもプレーして貢献した」

また、テセム氏は同じく新加入のキャメロン・アーチャーについて「ニューカッスルが深く守っていたから、彼にとってスペースを探すのがとても難しかった。彼は動きを使ってトライしていたが、彼の動きを読むことは他の選手たちにとって簡単ではなかった。おそらく、彼らはまだ彼とほとんどトレーニングできていないのだろう。1対1の場面や走り込むためのスペースがあるときに彼は良かったし、彼の強みを目にできた」と評価を下していた。