ミランに加入したばかりのスペイン代表主将アルバロ・モラタがフィジカルトラブルに見舞われ、次節のパルマ戦を欠場する見込みであるようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が20日に伝えている。

今夏、アトレティコ・マドリーから加入し、パウロ・フォンセカ率いる新生ミランの補強の目玉となった31歳のFWモラタ。スペイン代表FWは、17日のセリエA開幕節のトリノ戦において、2点ビハインドで迎えた60分に途中出場し、89分には移籍後初ゴールをマークするなどして2-2のドローに貢献。チームを敗戦の危機から救った。

だがイタリア紙は、モラタがトリノ戦のピッチに立った際、すでに万全のコンディションではなかったと報道。スペイン代表FWはラスト30分間をプレーして筋肉系のフィジカルトラブルを抱えることとなり、「高い代償を払うことになる30分間だった」と伝えた。

また離脱期間は、現時点で2週間程度になると報じており、24日に予定されているGK鈴木彩艶が所属するパルマとの敵地での一戦を欠場する見込みとなっている。また、その翌週のラツィオとのビッグマッチも危うくなっている。一方、イタリアメディア『スカイスポーツ』は、筋肉系のトラブルを訴えたスペイン代表FWが、少なくとも3週間にわたって離脱すると見通しを示しており、セリエA第2節と第3節のみならず、スペイン代表のネーションズリーグも欠場する可能性があると指摘した。