アーセナルがミケル・メリーノ獲得で合意に達したようだ。イギリス『BBC』など主要メディアが伝えている。

2018年からレアル・ソシエダでプレーするメリーノ。6シーズンにわたって公式戦240試合以上に出場し、コパ・デル・レイ制覇やチャンピオンズリーグ出場権獲得などに貢献してきた。また、スペイン代表では今夏に開催されたEURO2024に出場して優勝にも貢献した。

この活躍を受け、現行契約が最終年に突入する中、今夏のメリーノの去就には注目が集まる。中でも、ミケル・アルテタ監督指揮するアーセナルが同選手の獲得に近づくと伝えられてきた。

そしてこの度、アーセナルはメリーノの獲得でレアル・ソシエダと合意に達した模様。移籍金は2840万ポンド（約54億円）にボーナス420万ポンド（約8億400万円）が付帯した最大3260万ポンド（約62億円）になる見込みだ。また、延長オプションの付帯する2028年夏までの4年契約を結ぶと伝えられている。

過去にはニューカッスル・ユナイテッドでプレーしたりと、プレミアリーグでの経験もあるメリーノは、守備的中盤のポジションでプレーでき、デクラン・ライスの代役になる可能性や、ライス、ジョルジーニョ、トーマス・パルティ、マルティン・ウーデゴール擁する中盤の新たなオプションになることが期待されている。

21年ぶりのプレミアリーグ優勝を目指すアーセナルにとって、メリーノはこのまま順調にいけば完全移籍のダヴィド・ラヤ、リッカルド・カラフィオーリに続く今夏3人目の新戦力になりそうだ。