クルトワ、指揮官との確執からベルギー代表でのプレー拒否「彼を信頼していない」

kicker 2024/08/23 06:12


ベルギー代表GKティボー・クルトワは、現在チームを率いるドメニコ・テデスコ監督の下ではプレーしないことを明言した。


これまでチェルシーやアトレティコ・マドリー、レアル・マドリーでプレーし、2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や4度のラ・リーガ優勝、2回のプレミアリーグ制覇など数々のタイトルを獲得してきたクルトワ。2011年には19歳でベルギー代表デビューを果たすと、これまで3度のワールドカップ出場など102キャップを記録してきた。


そんな32歳の守護神だが、2度の膝の負傷によって昨季は公式戦にほとんど出場できず。それでも5月に復帰し、CL決勝戦でも好パフォーマンスを見せて優勝に貢献していた。しかし、CL決勝から2週間後に開幕したEURO2024ではメンバー外に。守護神を欠いたチームはラウンド16で敗退していた。


そして22日、クルトワは自身のSNSで声明を発表。テデスコ監督がチームを指揮する限り、代表チームには戻らないと宣言している。また、ベルギーサッカー連盟(RBFA)がこの決断を受け入れたことも明かした。


「監督との出来事を受けて熟考した結果、彼の指揮下ではベルギー代表チームには戻らないと決めた」


「この件において、僕は自分の責任の一端を受け入れる。しかし将来のことを考えれば、僕が彼を信頼していないことが必要な友好的雰囲気を維持することには繋がらないだろう。この選択がベルギー代表にとってベストであると確信している。これで議論は終了し、チームは目標に集中できるだろう」


なおクルトワとテデスコ監督の確執は以前から伝えられており、『The Athletic』は昨年6月の代表活動の際に主将ケヴィン・デ・ブライネが負傷で離脱した後、テデスコ監督はロメル・ルカクにキャプテンマークを託したものの、クルトワはこの決定に不満を抱えていたと報じている。2026年ワールドカップの出場も期待された守護神だが、現時点では関係が改善されない限りチームに戻るつもりはないようだ。

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