藤枝0-1山形:均衡破るコンビネーション。ディサロの先制点を守り切り、山形が勝点3を獲得

FIy999 2024/08/25 02:50

心配された雷雨はキックオフ前には落ち着いて涼しい風が吹き、ピッチも適度に湿って、パスをつなぎたい両チームには良好なコンディション。両チームとも、快勝した前節と同じスタメンで臨んだ。


立ち上がりは藤枝がGKから確実にパスをつないでボールを保持する時間を増やしていったが、山形はしっかりとブロックを構えてチャンスを与えない。逆に、山形が相手のハイラインの裏を狙ったディサロ 燦シルヴァーノの抜け出しで10分にチャンスを作り、そこから15分のディサロのシュート、19分の土居 聖真のシュートなど、惜しい形を立て続けに作った。ただ、藤枝も少しずつシュートシーンを増やしていって、24分には大曽根 広汰のパスから矢村 健がゴール前でシュートを放つが、強く打ち切れなかった。


その中で迎えた27分、予想外の形で試合が動く。山形の早いリスタートで山田 拓巳が裏に飛び出したところを、ペナルティーエリア直前で大曽根が倒してしまい、レッドカードが提示されて藤枝が1人少ない状況に。その後は山形がボールを保持して押し込むシーンを増やしたが、藤枝は[4-3-2]の布陣でよく耐えて0-0のまま前半は終了した。


後半も、立ち上がりは息を整えた藤枝が攻勢に出た。その後は山形が51分、56分、57分、58分と惜しいシーンを作ったが、決め切れない。それでも、60分には高い位置でボールを奪ったところから土居とのワンツーでディサロがゴール前に抜け出して冷静に右足で流し込み、ついに山形が均衡を破った。


その後は藤枝がなんとか1点を返そうと攻撃的な交代カードを切り、新戦力のモヨ マルコム強志が持ち味のスピードを発揮するなどして攻撃回数を増やしていったが、山形の手堅い守りに阻まれ、なかなかシュートまでは持ち込めない。68分に矢村が放った左足のミドルシュートもGK後藤 雅明の好守に阻まれた。


山形は2点目のチャンスも作りながら決め切れなかったが、危なげなく1点を守り切って連勝を『3』に伸ばした。藤枝は10人で最後まで団結して勝利を目指したが、今回もトップハーフに食い込むチャンスをつかむことができなかった。


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