群馬vs仙台:引き続き強い思いで。群馬、350日ぶりをつなげ

プレビュー 2024/09/06 02:45

群馬が仙台をホームに迎える一戦。前回対戦は2-1で仙台が勝利しており、昨季は1勝1敗、一昨季は群馬が1勝1分だったカードだ。


群馬は前節・秋田戦で挙げた勝利の勢いを持続させたい。350日ぶりに得たホームゲームでの勝点3は、残留への希望になった。ひさびさの先発で、左ウイングバックとしてドリブルを何度も仕掛けてスタンドを沸かせた山中 惇希はこう振り返る。


「長い時間、(試合に出られず)苦しい思いをした。せっかく来たチャンスで、やってやろうという気持ちで入った」


そうした前への姿勢が功を奏した。


「出たときには前節以上のものを見せたいし、アシストや得点という結果にもこだわって、勝利に結びつけられればいい。残留に向けて、1つずつ近づいていけるようにしたい」


ホームゲームが続く中、山中は今節に向けても強い思いを発している。


仙台は前節、いわきに2-0で勝利し、4位に浮上。前々節で千葉に2-4で敗れてからのリバウンドメンタリティーを示した。2得点とゴール前での決定力とクオリティーの高さを示したのが中島 元彦。前線のエロン、サイドの郷家 友太、有田 恵人、相良 竜之介といったアタッカーとつながりながら、群馬戦では3試合連続ゴールを狙う。


連発を狙うのは、群馬の川本 梨誉も同じ。存在感を日に日に高める23歳は、結果を残してチームをけん引できるか。


そんなアタッカー対決も見ものとなる今節。群馬の武藤 覚監督は「(仙台は)監督の色がより出ていて、うまいし、アグレッシブで、勝てているからこそ自信を持っていて勝負強さがある」と警戒していた。「ただ、自分たちも下がって守るだけではダメで、行けるところは行きたい」とも。群馬は残留、仙台は昇格に向けて落とせない思いがピッチでぶつかり合う、熱戦になりそうだ。

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