群馬vs仙台:スコアレスの背景。互いに不足したもの

FIy999 2024/09/08 03:05

かなりメンバーを入れ替えて臨んだ仙台は、個の力が際立つ選手が先発に入らなかったこともあって普段の攻撃に比べると怖さが少ない。[5-4-1]で堅く守る群馬を攻略できない時間が続いた。


前への意識は高い群馬も、ボールを奪う位置が低く、決定的なプレーは少ない。攻撃時は[3-1-4-2]気味の立ち位置で前進を図ったが、オン・ザ・ボールのクオリティーに課題もあって、なかなかシュートチャンスは作れなかった。


それでも、球際の激しいバトルなど要所でのプレーは熱く、サポーターやベンチも含めて両チームとも徐々にヒートアップしていく。


ただ、前半は大きなチャンスもないまま、スコアレスで終えた。


最初に動いたのは仙台。2試合連続ゴール中の中島 元彦を後半開始から投入し、アウェイでの勝点3獲得を目指す。


仙台が押し込んで進めていたが、最初の決定機は群馬に訪れる。52分、仙波 大志が2人をかわして前進した流れで、風間 宏希のサイドチェンジにつながり、山中 惇希がクロスを入れる。そのこぼれ球を仙波が左足で狙った。決定機だったが、これはGK林 彰洋のセーブに防がれた。


群馬に流れが傾いた中で、仙台は有田 恵人、エロンを入れて挽回を図る。それでもやや群馬ペースは変わらない。


そこで仙台にアクシデント。途中出場で勢いのある守備などで貢献していた有田が足を痛めて担架で運ばれ、松下 佳貴との交代を余儀なくされた。


群馬も佐川 洸介と平松 宗を前線に入れて1点を狙う。ただ、仙台も菅田 真啓が自慢の高さではね返していく。


その後、ともにゴールに迫る時間はあったものの、GK櫛引 政敏のスーパーセーブもあってスコアは動かず。0-0のまま試合を終えた。

  • ザスパクサツ群馬

  • ベガルタ仙台

All comments

  • Hot
  • Time

No comments yet

HolaSports

Try leaving your comments

  • reply

  • Like

  • Share