藤枝vs栃木:三度目の正直でしっかりと。矢村が7月以来の連勝に導く

FIy999 2024/09/08 03:08

藤枝が[3-4-1-2]、栃木が[3-4-2-1]とほぼミラーゲームになった一戦。立ち上がりは栃木が長短のパスをつなぎながら藤枝ゴールに迫るシーンを作り、7分には左から攻め込んで福島 隼斗が良い位置からシュートを放つが、上に外れる。その後は、ホームの藤枝がGK北村 海 チディから確実にパスをつないで栃木陣内に押し込む時間を徐々に増やしていったが、アタッキングサードでは栃木の守りを崩し切れず、シュートシーンを増やせない。


それに対して栃木は機を見てカウンターを仕掛け、その流れで獲得した35分の右FKから坂 圭祐がヘディングシュートを打つが、左に外れる。なかなか攻め切れなかった藤枝も、38分にCKの2次攻撃から矢村 健が惜しいミドルシュートを放ち、43分にはモヨ マルコム強志の右サイドからのクロスを矢村がヘディングシュート。これが前半最大のチャンスだったが、左に外れた。


後半は、立ち上がりこそ藤枝が攻め込んだが、栃木も盛り返して前半以上に攻め込むシーンを増やし、一進一退の展開に。その中で藤枝は53分に新井 泰貴のスルーパスから千葉 寛汰が抜け出してシュートを放つが、ここは素早く詰めたGK丹野 研太のセーブに遭う。栃木も60分に左からのクロスに宮崎 鴻がヘディングで合わせて枠を捉えるが、北村に鋭い反応でストップされた。


どちらに転ぶか分からない展開が続いていたが、77分、途中出場の浅倉 廉のパスを巧みに受けた矢村が左足でシュート。これがゴール左に吸い込まれ、エースの三度目の正直でついに藤枝が均衡を破った。


その後は栃木が攻撃的な交代カードを切って反撃に出るが、藤枝が粘り強く守り、危ないところは北村が止めて無失点のままタイムアップ。7月以来の2連勝で、J1昇格プレーオフ圏内との勝点差を『5』に詰めた。一方、栃木は5戦勝ちなしとなった。


  • 藤枝MYFC

  • 栃木SC

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