コロンビアで開催されているU-20女子ワールドカップのグループステージ（GS）第3節が行われ、U-20日本女子代表がU-20女子オーストリア代表と対戦した。

初戦のニュージーランド戦では7-0、第2戦のガーナには4-1と勝利し、決勝トーナメント進出を決めたヤングなでしこ。オーストリア戦でも松窪真心や小山史乃観、土方麻椰といった主力選手が先発した。

立ち上がりからボールを支配した日本。30分には小山が左サイドを抜けて左足でシュートを放つも、GKの手をかすめてゴール右へそれていった。34分にも中央での細かいパス回しで翻弄。小山のラストパスを松窪が狙うも、右足でのフィニッシュはミートしきれなかった。

38分には松永未夢が小山とのワンツーから裏へ。ボレーシュートで狙うが、これもGKの好守に阻まれた。それでも、直後にスコアを動かす。佐々木里緒のクロスから中央で岡村來佳がヘディングシュート。GKが弾いたところを土方が頭で押し込んだ。

後半から日本は氏原里穂菜、大山愛笑、柏村菜那を投入。松窪や小山ら主力は温存となった。日本の追加点が生まれたのは80分。ゴール右から天野紗の絶妙なスルーパスに土方が抜け出し、豪快にネットを揺らした。

試合は2-0で勝利し、日本が3連勝でグループEを首位通過。ラウンド16ではナイジェリアとの対戦が決定し、13日に大一番を迎える。