プーマスのウィンガー、セサル・「チノ」・ウエルタは、今夏リバプールへの移籍が破談になった後も、いつかプレミアリーグでプレーするという希望を捨てていないと語った。

メキシコ代表のウエルタは、マージーサイドに渡るために「スーツケースを用意していた」が、8月30日のイングランドでの移籍期間最終日に契約が破談になったことを明らかにした。

「問題があった」とウエルタはリバプールへの移籍案について語った。「スーツケースは用意していたが、問題で破談になった。列車は一度しか来ないことは分かっている」

23歳のウエルタは、アルネ・スロット監督率いるチームが非ヨーロッパ人選手の枠を埋めたため、プーマスからリバプールに完全移籍し、2024-25シーズンに別のヨーロッパのクラブに貸し出される予定であると語った。

プーマスのルイス・ゴンザレス会長は、ウエルタを欲しがっていた「各クラブの内部問題」が契約成立を妨げたことを認めた。

「クラブや選手の意図とは関係なく、むしろその逆だ」とゴンザレス会長は語った。「彼ら（リバプール）はウエルタの資質を認めていたが、彼を監視していた各クラブの内部問題に関連した状況により、契約は成立しなかった」

セサル・ウエルタはメキシコのプーマスで34試合に出場し、10ゴールを決めている。

火曜日の親善試合でメキシコとカナダがスコアレスドローに終わった試合で先発出場したウエルタは、2025年6月までプーマスと契約している。

ウエルタは将来プレミアリーグでプレーできると期待している。

「私はプーマスに100％賛成だ」と彼は語った。「遅かれ早かれチャンスが来ることは分かっている。私はプーマスに集中し、チームのために最善を尽くそうとしている。すぐにチャンスが来ると分かっている」