マンチェスター・U、昨季の純損失は214億円に…一方でFFPルールの違反はなしとも

サッカーグローバル 2024/09/12 06:02

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ピッチ上で苦しい1年を過ごしたマンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)は、3季連続で純損失を計上した。マンチェスター・ユナイテッドは、2023-24シーズンに巨額の損失を出したことを発表した。


2013年のプレミアリーグ優勝を最後に、リーグタイトルから遠ざかっているマンチェスター・U。昨シーズンはFAカップ制覇を成し遂げた一方で、リーグではクラブワーストとなる8位で終わり苦しい1年に。クラブは復活を目指し、移籍市場では積極的な動きを見せて選手の獲得を進めてきた。


そんなマンチェスター・Uは、6月30日までの会計年度内の決算を発表。これによると純損失は1億1320万ポンド(約210億円)に上った。昨シーズンは2870ポンド(約53億円)、2シーズン前は1億1550万ポンド(約214億円)と3シーズン連続で損失を計上し、損失額は過去5年間で合計3億7000万ポンド(約687億円)となっているようだ。


ただし、マンチェスター・Uは、3年間の損失額が1億500万ポンド(約195億円)を超過してはいけないプレミアリーグのファイナンシャル・フェア・プレー規則、プロフィット・アンド・サステイナビリティ・ルールズ(PSR)には抵触しない見込み。その理由として、支出のすべてがPSRの計算に含まれるわけではなく、クラブは損金不算入を請求できるとからと伝えられている。


マンチェスター・Uは昨年末に『INEOS』のジム・ラトクリフ氏が27.7%の株式を獲得するなど、さまざまな面での収入があり、この1年間で6億6180万ポンド(約1229億円)の利益を計上。来年も同程度の利益を出すことが予想されている。その一方で、7月には250人の従業員を解雇することも発表している。

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