鎌田大地が途中出場のクリスタル・パレス、土壇場PK弾で追いつきホームでレスターとドロー!

やまと数学者 2024/09/15 02:28


現地時間14日、イングランド・プレミアリーグは第4節が行われ、鎌田大地の所属するクリスタル・パレスはホームのセルハースト・パークにレスター・シティを迎えた。


前節のチェルシー戦で先発した鎌田はベンチからのスタート。代わりにエンケティアが鎌田のポジションに入り、ラクロワとドゥクレも今季初先発を果たした。


立ち上がりからレスターがクリスタル・パレスのゴールに迫る場面が目立つ展開となるものの、徐々にホームのクリスタル・パレスの攻撃陣が牙を剥く。


18分、ロングパスをエリア内左で収めたエゼがゴール前に折り返すと、フリーで待つエンケティアがシュート。しかし、ここはファエスが素早い横スライドからのスライディングタックルでブロックし、さらに押し込まれたシュートもブロックしてピンチをしのいだ。


ピンチの後にはチャンスあり。21分、中盤でボールを奪ったエンディディの縦パスに呼応したヴァーディがグエーイとのスピード勝負に競り勝ち、飛び出したGKヘンダーソンもかわして無人のゴールにフィニッシュ。ここまで鳴りを潜めていた大エースが、一瞬の隙を見逃さずに仕留めて見せた。


先制を許したクリスタル・パレスは35分、エリア内左でボールを受けたエゼがファエスをかわして角度のない位置から右足でシュート。ゴール前にはマテタがフリーで待っていたが、シュートはゴール右へとわずかに外れた。


後半、ドゥクレに代えてヒューズを投入し反撃に出ようとしたクリスタル・パレスだったが、開始早々に出鼻を挫かれる。ジャスティンの右クロスをクラインがクリアしきれず、こぼれ球を拾ったエンディディが冷静にパスを選択すると、マヴィディディが難なく押し込んでレスターが2点にリードを広げた。


2点を追う格好となったクリスタル・パレスは失点直後、ミッチェルの左からの折り返しをマテタが合わせてネットを揺らす。オフサイドによりノーゴールかと思われたが、VARの結果、オンサイドの判定でクリスタル・パレスが1点を返した。


にわかに追い上げムードが漂うクリスタル・パレスは64分、クラインに代えて鎌田を投入。68分には中盤で鎌田がボールを奪い返し、ムニョスを経由してエリア内右で受けたエンケティアがシュートを放つもゴール左へとわずかに外れる。


81分にはムニョスに代えてサールを投入したクリスタル・パレスが押し込む展開が続くものの、レスターも自陣ゴール前を固めて耐えしのいでいく。


90分を過ぎ、アディショナルタイムが5分と表示された直後、鎌田からのパスをエリア内で受けたエンケティアはキープできず。しかし、こぼれ球を拾ったサールがコーディに倒されてPKを獲得。このPKをマテタが沈め、クリスタル・パレスが土壇場で同点に追いつく。


しかし残り時間で逆転するまでには至らず、敗戦は回避できたものの、今季初勝利を飾ることはできなかった。

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