柏0-2磐田:残留へ、3連敗は避けたい両者。待望の勝点3は磐田の手の中に

FIy999 2024/09/15 03:10

2連敗中の柏が、同じく2連敗中の磐田をホームに迎えた。


柏は前節・東京V戦から先発を5人変更。松本 健太、古賀 太陽、手塚 康平らがスタメンに名を連ねた。対する磐田は、直近の明治安田J1第28節・札幌戦から先発を1人変更。ジョルディ クルークスに替わり、高畑 奎汰がスタメンに名を連ねた。


試合序盤にスコアボードは動く。5分、磐田は中村 駿が右サイドからクロスを供給すると、ボックス内で渡邉 りょうが合わせて、先制に成功した。


早々に失点を喫した柏は、関根 大輝やジエゴなど、SBの攻撃力を生かして同点ゴールを奪おうと試みる。対する磐田は、10分にカウンターからチャンス。左サイドの深い位置までボールを運ぶと、折り返しを供給する。これはDFにクリアされたものの、こぼれ球に渡邉が反応。しかし、これはGK松本 健太の好セーブに阻まれた。


柏は磐田の攻撃の組み立てに対し、思うような対応ができない。前からプレッシャーを掛けようとすると、ロングボールを蹴られ、セカンドボールを回収される場面が目立った。19分には、FKの流れから最後は手塚がシュートを放つも、得点には至らない。


26分、磐田が追加点を挙げる。左サイドへ展開すると、松原 后がアーリークロスを供給。最後は中村がボックス内でこぼれ球を拾い、ネットを揺らした。


前半の飲水タイム後は柏がボールを保持する時間が続く。相手陣の深い位置まで進入こそするものの、クロスやスルーパスが合わず、決定機を多く作ることができない。35分には、ペナルティーエリア右の小屋松 知哉が折り返しを入れるが、垣田 裕暉はこれに合わせられず。その後、白井 永地がミドルシュートを放ったが、GK川島 永嗣にキャッチされた。


前半はこのまま終了。磐田の2点リードで試合を折り返した。


ハーフタイムに柏は2枚代えを実施。小屋松、白井に代えて木下 康介、戸嶋 祥郎を投入した。


前半の流れと同様に、後半の立ち上がりもボールを長く持つのは柏。2トップの木下と垣田の高さを生かそうとクロスを入れる場面が目立ったが、なかなか中の選手たちに合わない。59分には、ボックス内から戸嶋がダイレクトシュートを放ったが、枠を外れた。60分には垣田に代えて日本代表の細谷 真大を、70分には山田 雄士に代えて島村 拓弥を投入した。


後半の飲水タイム後も、柏はFWが前線に残ってボールを呼び込むなど、前傾姿勢を貫く。細谷のスピードを生かそうとロングボールを供給する場面も見られたが、DFに対応されてしまう。ボールを持たれる磐田も、ジャーメイン 良らがカウンターのチャンスをうかがい、勝利を決定づける3得点目を狙う。


磐田は87分、高畑に代えて鈴木 海音を投入。システムを[5-4-1]に変更し、守備を固めた。


試合はこのまま終了。最後まで得点を許さなかった磐田が、3試合ぶりに勝点3を獲得。敗れた柏は3連敗となり、J2降格圏との勝点差が縮まった。

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