レアル・マドリード 3:1 シュトゥットガルト: 16回の欧州チャンピオンが勝利で新たなチャンピオンズリーグの旅を始める

毎日のユーロサッカー 2024/09/18 01:44

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レアル・マドリーがエンバペ、リュディガー、エンドリッキ弾でシュトゥットガルト撃破!チェイス・アンリはヴィニシウス対策として途中起用。レアル・マドリーが今季CL初勝利を果たしている。


17日のチャンピオンズリーグ(CK)・リーグフェーズ第1節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウにシュトゥットガルトを迎え、3-1で勝利を収めた。なおシュトゥットガルトの日本人DFチェイス・アンリはベンチスタートで、63分から出場している。


キックオフ直前、南スタンドに掲げられた大横断幕に記された言葉は「デシモセクスタ(16回目のCL制覇)への道」。CL最多にして最新の王者が、フォーマットを変更した同大会での歩みをスタートさせる。


アンチェロッティ監督は負傷明けのチュアメニとベリンガムを先発させたものの、コンディションが不安が残るのかミリトンはベンチに置いてカルバハルをセンターバックとして起用。GKクルトワ、DFルーカス・バスケス、カルバハル、リュディガー、メンディ、MFバルベルデ、チュアメニ、バルベルデ、FWロドリゴ、エンバペ、ヴィニシウスを先発させた。


キックオフ後、勢いよくCLをスタートさせたのは……シュトゥットガルト。若さあふれる凄まじい攻勢で何度も決定機を迎えていったが、マドリーは守護神クルトワが好セーブを連発したおかげで、何とか無失点を維持した。25分を過ぎたあたりで、マドリーはベリンガムを中心とした展開で持ち直すも、右からロドリゴ、エンバペ、ヴィニシウスを並べた前線は、やはり最後の局面でこわさがないまま。33分にはシュトゥットガルトのペナルティーエリア内で、カラソルがリュディガーの足を蹴ったとしてファウルが取られたが、オンフィールドレビューで接触が否定され、PKは取り消されている。


試合はスコアレスのまま折り返しを迎える。アンチェロッティ監督はL・バスケスをミリトンに代えて、カルバハルを右サイドバック、ミリトンをセンターバックとした。

迎えた後半、レアル・マドリーは開始の笛が吹かれた直後に先制点決めた。チュアメニが自陣から送ったスルーパスに反応して、ロドリゴが右サイドを突破。背番号11はスピードあふれるドリブルでペナルティーエリア内右に侵入し、中央にグラウンダーのクロスを送ると、そこにフリーで走り込んでいたエンバペが倒れ込みながらボールを枠内に流し込んでいる。相手を押し込み過ぎると、どうにもシュートを決めらないマドリーが、縦への速い攻撃を光らせた場面だった。


対して、ビハインドを負ったシュトゥットガルトは、63分にチェイス・アンリを起用。日本人選手は右サイドバックを務め、速攻から驚異となるヴィニシウスのマークについている。


そして68分、スコアが動いた。次に決めたのはシュトゥットガルト。右CKの場面、ウンダフがヘディングシュートでクルトワの牙城を破っている。同点に追いつかれたアンチェロッティ監督は、70分にチュアメニを下げてモドリッチ、75分にロドリゴ&メンディをギュレル&フラン・ガルシア、80分にベリンガムをエンドリッキに代えた。


その後シュトゥットガルトは、チェイス・アンリがヴィニシウスをうまく抑え込んでいたこともあり、レアル・マドリーの得点を予感させなかった。しかしながら83分、ヴィニシウスがチェイス・アンリとのマッチアップからCKを獲得すると、そこからマドリーの“いつもの一発が”決まっている。モドリッチの左CKからニアサイドのリュディガーが飛び上がり、打点の高いヘディングシュートを決め切った。


試合終盤はシュトゥットガルトが意地の猛攻を見せたものの、後半アディショナルタイムにレアル・マドリーが速攻を発動。エンドリッキがボールを敵陣まで持ち込み、ペナルティーエリア手前から右足で強烈なシュートを放ち、ネットを揺らした。試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ、レアル・マドリーが16回目のCL制覇への道を勝利からスタートさせている。

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