別の選手は今シーズンの過密スケジュールについて不満を漏らした。年間70試合は明らかに異常だ
毎日のユーロサッカー 2024/09/19 06:17
バルセロナ(ラ・リーガ)は、チャンピオンズリーグでモナコと対戦する。バルセロナDFジュール・クンデが、話題の過密日程について言及した。
今シーズンから大きくフォーマットが変更となったCL。出場クラブ数が「36」、試合数が「189」へと増加し、さらにグループステージ制が廃止。全36クラブが1つのリーグの中で異なる対戦相手と8試合(ホーム4試合&アウェイ4試合)を戦うリーグフェーズがスタートする。この結果、決勝トーナメント前の試合数も「6」から「8」に増加し、また1月末まで戦いが続くことになる。
これに加えて来年には32チームが参加する新生クラブ・ワールドカップもスタート。クラブと代表チームでの活動による選手の健康状態を懸念してFIFPRO(国際プロサッカー選手会)が訴訟を起こすなど、近年大きな問題に発展する過密日程。この問題に対しては、各クラブの選手も声を上げ続けている。先日にはマンチェスター・シティMFロドリが「(ストライキ)寸前だよ。どの選手に聞いても同じことを言うだろう。このような状態が続けば、選択肢がなくなる時が来る」と語っていた。
そしてチャンピオンズリーグ・モナコ戦前の会見に出席したクンデは、「ロドリのコメントに全面的に同意するよ。カレンダーは毎年長くなり、試合は増え、休みは減っているんだ」と明かしている。
「僕らは何年もこれを主張してきたけど、誰も僕らの声に耳を傾けてくれない。選手のも、監督のもね。ストライキをしなくてはならない日が来ると思う。僕らを理解してくれようとする人たちにとっては、それが唯一の方法だからね」
「僕らのリスクはますます増加し、休みが減ったためにケガが増えているんだ。クラブ・ワールドカップが加わった今、1シーズンで約70試合を戦うことになる。これは異常だよ」
さらにクンデは、「もし状況が変わらないのであれば、僕らがもっと組織化してコミュニケーションを取る必要があるかもね。各国に協会があるし、集団の声を届けられるようにしないと。多くの選手が集まる組織からメッセージが発信されれば、より力強いものになるだろう。僕らは話し合って組織化する必要がある」と続けている。
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2024年9月20日 03:00
モナコ vs バルセロナ
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