ホルシュタイン・キール（ブンデスリーガ）の町野修斗が、今季2得点目を挙げたボーフム戦を振り返った。

ホルシュタイン・キールの町野修斗が、今季2得点目を挙げたボーフム戦を振り返った。

キールは21日、ブンデスリーガ第4節でボーフムと対戦。敵地での試合で町野は4試合目にして初のベンチスタートとなった。試合はキールが先制したものの、ボーフムが前半のうちに逆転する展開となる。後半も拮抗した展開となった中、試合を動かしたのは町野だった。79分に途中出場を果たすと、迎えた89分、セットプレーの素早いリスタートからスティーブン・スクリプスのクロスに反応。見事な左足のシュートで流し込み、試合を振り出しに戻すゴールを沈めた。

このまま試合は終了。町野のゴールもあり、3連敗中だったキールは、今季初の勝ち点獲得に成功した。

試合後、町野は「ニアのDFとGKの間にスペースがあった。スティービーなら出してくれるかなと思って準備していたら、ちゃんときたので割と冷静に決められた」と得点場面を回顧。今季初の途中出場となった中で、「自分の仕事はもう点を取ることだと思っていたので結果を残せてよかった」とゴールを喜んだ。

チームとしては4試合目にして初の勝ち点ゲットと苦しい戦いが続いている。そのことについて町野は「勝ち点1を取れたのは大きいし、クラブとしては初の1ポイント」としつつ、「満足せずにやらないといけないし、上のチームとやればやるほど相手はミスが少なくて、僕らのミスは多くてという状況だとなかなか勝っていけないと思うので、そこをもう少しなんとかしたい」と改善を見据えている。

今後に向けては「継続して点を取り続けるというのはこだわってやっていきたい」と前を向いた町野。4試合で2得点と確かな結果を残しているが、そこに満足せず、さらなる結果を求めて次なる試合へと向かっていく。